可愛いは正義(喰霊小ネタ)
こんにちは。
本日二回目の辻斬りです。
涼宮ハルヒは現在原作第一巻の真ん中を少し過ぎた辺りです。そろそろ朝倉さんが行動に出る頃合かと思われます。
うんまあ家主は谷口ばっかり見てますがね。
谷口いいよね。
で、本日の更新は性懲りも無く喰霊です。
小ネタです。
故人を愛するが故に中の人ネタです。
『桜庭一騎はかっこいいお兄ちゃん』だと思っていたい方は気分を害される恐れがあります。
『桜庭って白石の顔キャスじゃね?』と思ってる方はネタだと言う事を御了承頂いた上で追記開いてご覧下さい。
+++++++++++++++++++++++++
可愛いは正義
弐村剣輔は困っていた。
自分でも面白いくらい困っていた。
目の前には自分と同じくらいの年恰好の若者の遺影。
その背後には仏壇。
そして床の間。
要するに仏間。
隣では神楽と岩端が家人となにやら積もる話でもあるのか小声であれこれと言葉を交わしている。
状況は理解できた。
この家は対策室のエージェントだった故人の実家で、この遺影がその人物なのだと。
「・・・」
で、
それでだ。
何故その遺影の傍に巨大なリ○ックマがいるのだろうか。
巨大なもののすぐ横には一回り小さなリラッ○マもいる。
その他に、腹ばいになったもの、座布団に腰掛けているもの、色の違うもの(後で神楽が教えてくれたが違うキャラらしい)、服を着せられているもの、季節に合わせたコスプレのもの、ぬいぐるみではなくプラスチック製のもの、携帯ストラップに出来そうな小さなもの等。
仏壇に遺影を飾ってるんだか○ラックマを飾ってるんだかわからない状態になっていた。
つい最近剣輔はコレに似た光景をどこかで見た覚えがある。
そう、確かテレビのバラエティ番組だ。
毎度おなじみ夏場になるとなんとやらの一つ覚えよろしく放送されるオカルト系の番組だ。
その中に登場した座敷童子の出る宿屋の一室が丁度こんな感じだった気がする。
アレはもっと規模がでかくて玩具の種類も多岐にわたっていたけれども。
ツッコミたい。
物凄くツッコミたい。
けれども故人の趣味にあれこれと口出しをするのは大変失礼だ。
でもリラッ○マ。
でも仏前。
写真は明らかに子供ではないし女でもないしどっちかというとぬいぐるみよりもギターとか野球のグラブとかバットとかその辺りの男子らしいアイテムが備えられてそうな顔の青年である。
もしかすると彼の趣味ではなく、彼の家族が故人の趣味嗜好に関係無く飾っているだけかもしれない。
以前聞かされた趣味はぬいぐるみ蒐集などではなく競技ダーツだと言う事だったし、きっと家族がなんとなくそればかり揃えているのだろう。
うん、きっとそうだ。
そうに違いない。
極力無表情を演じる事に務めながら、剣輔はそういう流れで自分を納得させる事にした。
きっと故人の家族の趣味だろうと。
最初に目に入った巨大なノーマルタイプのリラック○とは遺影を挟んで反対側に、明らかに手作りのモヒカンリ○ックマとかも居たのだが全力で無視を決め込んだ。
何か服を着せて更にひらがなで名前も書き込まれていたが気にしない事にした。
「剣ちゃん凄いね」
帰り道。
剣輔は神楽に何故か感心された。
「凄いって、俺が?」
「うん、あのリ○ックマ部屋にノーリアクションなんだもん」
「いや仏前だしそれに家族の趣味かなーって思って」
「・・・」
「え、神楽?」
後日彼は、あのリラッ○マ軍団は完璧故人の趣味だったと知る事となる。
一報その頃涅槃では。
「ねぇ一騎?」
「んぁ?」
「何でテレビの上にカ○パラとリラ○クマ乗ってんの?」
「何でって、可愛くね?」
「・・・」
可愛いが男が自分の部屋に飾るアイテムではない。
と言ってやりたかったが敢えて耐える諫山黄泉がいたそうな。
終
+++++++++++++++++++++++++
≪言い訳の時間だよ≫
中の人御本人ブログネタ。
リラック○写真多すぎだろと。
後なんで動物といわれて真っ先に、
「・・・カピパラ?」
って答えるんでしょうかあの人。
可愛すぎるだろ三十路!
2009年1月14日・辻斬りマリィ
本日二回目の辻斬りです。
涼宮ハルヒは現在原作第一巻の真ん中を少し過ぎた辺りです。そろそろ朝倉さんが行動に出る頃合かと思われます。
うんまあ家主は谷口ばっかり見てますがね。
谷口いいよね。
で、本日の更新は性懲りも無く喰霊です。
小ネタです。
故人を愛するが故に中の人ネタです。
『桜庭一騎はかっこいいお兄ちゃん』だと思っていたい方は気分を害される恐れがあります。
『桜庭って白石の顔キャスじゃね?』と思ってる方はネタだと言う事を御了承頂いた上で追記開いてご覧下さい。
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可愛いは正義
弐村剣輔は困っていた。
自分でも面白いくらい困っていた。
目の前には自分と同じくらいの年恰好の若者の遺影。
その背後には仏壇。
そして床の間。
要するに仏間。
隣では神楽と岩端が家人となにやら積もる話でもあるのか小声であれこれと言葉を交わしている。
状況は理解できた。
この家は対策室のエージェントだった故人の実家で、この遺影がその人物なのだと。
「・・・」
で、
それでだ。
何故その遺影の傍に巨大なリ○ックマがいるのだろうか。
巨大なもののすぐ横には一回り小さなリラッ○マもいる。
その他に、腹ばいになったもの、座布団に腰掛けているもの、色の違うもの(後で神楽が教えてくれたが違うキャラらしい)、服を着せられているもの、季節に合わせたコスプレのもの、ぬいぐるみではなくプラスチック製のもの、携帯ストラップに出来そうな小さなもの等。
仏壇に遺影を飾ってるんだか○ラックマを飾ってるんだかわからない状態になっていた。
つい最近剣輔はコレに似た光景をどこかで見た覚えがある。
そう、確かテレビのバラエティ番組だ。
毎度おなじみ夏場になるとなんとやらの一つ覚えよろしく放送されるオカルト系の番組だ。
その中に登場した座敷童子の出る宿屋の一室が丁度こんな感じだった気がする。
アレはもっと規模がでかくて玩具の種類も多岐にわたっていたけれども。
ツッコミたい。
物凄くツッコミたい。
けれども故人の趣味にあれこれと口出しをするのは大変失礼だ。
でもリラッ○マ。
でも仏前。
写真は明らかに子供ではないし女でもないしどっちかというとぬいぐるみよりもギターとか野球のグラブとかバットとかその辺りの男子らしいアイテムが備えられてそうな顔の青年である。
もしかすると彼の趣味ではなく、彼の家族が故人の趣味嗜好に関係無く飾っているだけかもしれない。
以前聞かされた趣味はぬいぐるみ蒐集などではなく競技ダーツだと言う事だったし、きっと家族がなんとなくそればかり揃えているのだろう。
うん、きっとそうだ。
そうに違いない。
極力無表情を演じる事に務めながら、剣輔はそういう流れで自分を納得させる事にした。
きっと故人の家族の趣味だろうと。
最初に目に入った巨大なノーマルタイプのリラック○とは遺影を挟んで反対側に、明らかに手作りのモヒカンリ○ックマとかも居たのだが全力で無視を決め込んだ。
何か服を着せて更にひらがなで名前も書き込まれていたが気にしない事にした。
「剣ちゃん凄いね」
帰り道。
剣輔は神楽に何故か感心された。
「凄いって、俺が?」
「うん、あのリ○ックマ部屋にノーリアクションなんだもん」
「いや仏前だしそれに家族の趣味かなーって思って」
「・・・」
「え、神楽?」
後日彼は、あのリラッ○マ軍団は完璧故人の趣味だったと知る事となる。
一報その頃涅槃では。
「ねぇ一騎?」
「んぁ?」
「何でテレビの上にカ○パラとリラ○クマ乗ってんの?」
「何でって、可愛くね?」
「・・・」
可愛いが男が自分の部屋に飾るアイテムではない。
と言ってやりたかったが敢えて耐える諫山黄泉がいたそうな。
終
+++++++++++++++++++++++++
≪言い訳の時間だよ≫
中の人御本人ブログネタ。
リラック○写真多すぎだろと。
後なんで動物といわれて真っ先に、
「・・・カピパラ?」
って答えるんでしょうかあの人。
可愛すぎるだろ三十路!
2009年1月14日・辻斬りマリィ
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