恋花閑話休題(喰霊小ネタ)
こんにちは。
なんか絶チルサーチ様に登録したおかげか拍手ももらえてかなり事嬉しかったりびくびくおどおどだったりの家主辻斬りです。
今日はうっかり気分が乗ったので短いネタを連続投稿をしようと思います。
一本目は喰霊です。
相も変わらず黄泉と一騎が仲良しこよしという異質なネタっぷりですがその辺は御容赦を。
・・・つーかそろそろ読者に『喰霊はいいから絶チルだけ書けよ』って言われそうな気がするんだ。
でも喰霊の、しかもアニメ版の、桜庭一騎が大好きだからこればっかりは誰にも止める事は不可能なんだ・・・多分。
というわけで追記に小ネタ本文
+++++++++++++++++++++++++
恋花閑話休題
「そんな・・・!!!」
いやいや
冒頭から絶望されても。
皆さんこんにちは。
涅槃の桜庭一騎です。
一応元気です(死んでっけど)
今日も暇なんで諫山と二人テレビ見てました。
いつ見てもこの芸人崖っぷちなんだよなとか話してた時の事です。
諫山がふとこう言いました。
「そういえばアンタ、岩端さんとは何処までいってたの?」
・・・飲んでた茶を思いっきり吹いてテレビの画面を汚した俺に責任は無い。多分。
いきなり何を聞くのかこの永遠の女子高生は。
っていうかお前俺がお前の許婚の親友で自分放置してべったりだったからって理由で俺の事殺しましたよね?
好き好んで殺したんじゃないのは知ってるけども。
そして何故あのオッサンの名前をいきなり出す!?
「だって、結構懐いてたじゃない」
えーと
あーと
うーん
そのー
「・・・まあ、退魔師同士だしチームだし可愛がってもらってたし子供扱いされて悔しいから俺の方から積極的に勝負を持ちかけては居ましたが前述の通り子供扱いされておりましたのでぶっちゃけ貴女様が期待するほどの関係では決して」
と、此処までブツブツと言い訳した俺だったが。
ふと顔を上げるとそこには信じられないものを見る諫山。
え、何よ其処でそのリアクション?
「じゃあもしかして手も繋いだ事無い?」
「はぁ!?」
当たり前だろーが!
何処の世界に好き好んで自分の尻狙うホモのオッサンと手を繋ぎたがる男子高校生がいる!?
いや、まあその、嫌いじゃないしクリスマスは逢えて嬉しかったしその・・・ええと・・・女子に話すのも何ですが、俺も憎からず思ってはおりましたよエエ正直な話。
でもそこで手を繋いじゃったらオッサンの思う壺だと思って癪だったから拒否ってましたが何か?
「そんな・・・!!!」
というわけで、此処で冒頭の絶望に至るわけです。
絶望されても困るわけだが。
なんせ、手を繋いだ事も無いとは言え、あの時期は割といい感じだったわけで。
それこそこいつに殺されて無かったら今頃手を繋ぐどころかABCのZくらいまで到達してそうな気もします。
さもなくばもしくは誰か可愛い彼女でも作ってその娘とよろしくやってたり・・・出来てたらよかったのにな。
「アンタそういえば彼女も居なかったわよね?」
「すこぶる余計なお世話だが確かに彼女居ない歴18年だよ」
そして享年18歳。
死因は親友の許婚に嫉妬されて八つ裂き。
死ぬ直前いい雰囲気だった相手は年上の男(ガチムチ)
当然綺麗な身体。(所謂あれですね桜桃ですね)
どんだけ寂しい青春だ俺。
魔法使いの弟子にでもなるつもりだったのか俺。
なんて考えてる間に諫山は物凄く申し訳無さそうな顔になっている。
「ああどうしよう・・・殺生石の妖力に勝てず衝動的にやっちゃった事とはいえ、私ったら何ておいし・・・もとい申し訳無い事やっちゃったの」
今うっかり『美味しい』とか言いそうにならなかったかこいつ。
何、諫山さんまさかそっちの御趣味?
池袋とかで執事にときめいちゃうタイプ?
言っておきますが俺本来は普通に女の子好きだから。
胸と尻のいい感じな美女が好きな男子ですから。
ていうか忘れてませんか俺がお前を好きだったって事。
「良いこと一騎。アンタ次のお盆にでも化けて出るか夢枕に立つかして一発決めちゃいなさい」
「何を一発決めろと」
というか女子高生が男の前でそんな下品な事を言うんじゃない。
百年の恋も冷めるだろうが!
お前が俺の事を男として見てないのは充分承知してるけれども!
そんなわけで、まだまだこの世に御迷惑をかけそうな予感がします。
以上、桜庭一騎(そろそろ三回忌)でした。
終
+++++++++++++++++++++++++
≪言い訳≫
古来より短歌、俳句において『花』というのは桜の花を指し示す言葉であるそうです。
ネーミングセンスは壊滅的な私ですがこういう言葉遊びが大好きだったりします。
それはともかく今回も容赦なく白石稔ネタ詰め込んでみたり。
作中の単語が一部意味不明な人はその辺の大人に・・・訊いたりしちゃ駄目ですよ。
怒られますから。
2009年1月9日・辻斬りマリィ
なんか絶チルサーチ様に登録したおかげか拍手ももらえてかなり事嬉しかったりびくびくおどおどだったりの家主辻斬りです。
今日はうっかり気分が乗ったので短いネタを連続投稿をしようと思います。
一本目は喰霊です。
相も変わらず黄泉と一騎が仲良しこよしという異質なネタっぷりですがその辺は御容赦を。
・・・つーかそろそろ読者に『喰霊はいいから絶チルだけ書けよ』って言われそうな気がするんだ。
でも喰霊の、しかもアニメ版の、桜庭一騎が大好きだからこればっかりは誰にも止める事は不可能なんだ・・・多分。
というわけで追記に小ネタ本文
+++++++++++++++++++++++++
恋花閑話休題
「そんな・・・!!!」
いやいや
冒頭から絶望されても。
皆さんこんにちは。
涅槃の桜庭一騎です。
一応元気です(死んでっけど)
今日も暇なんで諫山と二人テレビ見てました。
いつ見てもこの芸人崖っぷちなんだよなとか話してた時の事です。
諫山がふとこう言いました。
「そういえばアンタ、岩端さんとは何処までいってたの?」
・・・飲んでた茶を思いっきり吹いてテレビの画面を汚した俺に責任は無い。多分。
いきなり何を聞くのかこの永遠の女子高生は。
っていうかお前俺がお前の許婚の親友で自分放置してべったりだったからって理由で俺の事殺しましたよね?
好き好んで殺したんじゃないのは知ってるけども。
そして何故あのオッサンの名前をいきなり出す!?
「だって、結構懐いてたじゃない」
えーと
あーと
うーん
そのー
「・・・まあ、退魔師同士だしチームだし可愛がってもらってたし子供扱いされて悔しいから俺の方から積極的に勝負を持ちかけては居ましたが前述の通り子供扱いされておりましたのでぶっちゃけ貴女様が期待するほどの関係では決して」
と、此処までブツブツと言い訳した俺だったが。
ふと顔を上げるとそこには信じられないものを見る諫山。
え、何よ其処でそのリアクション?
「じゃあもしかして手も繋いだ事無い?」
「はぁ!?」
当たり前だろーが!
何処の世界に好き好んで自分の尻狙うホモのオッサンと手を繋ぎたがる男子高校生がいる!?
いや、まあその、嫌いじゃないしクリスマスは逢えて嬉しかったしその・・・ええと・・・女子に話すのも何ですが、俺も憎からず思ってはおりましたよエエ正直な話。
でもそこで手を繋いじゃったらオッサンの思う壺だと思って癪だったから拒否ってましたが何か?
「そんな・・・!!!」
というわけで、此処で冒頭の絶望に至るわけです。
絶望されても困るわけだが。
なんせ、手を繋いだ事も無いとは言え、あの時期は割といい感じだったわけで。
それこそこいつに殺されて無かったら今頃手を繋ぐどころかABCのZくらいまで到達してそうな気もします。
さもなくばもしくは誰か可愛い彼女でも作ってその娘とよろしくやってたり・・・出来てたらよかったのにな。
「アンタそういえば彼女も居なかったわよね?」
「すこぶる余計なお世話だが確かに彼女居ない歴18年だよ」
そして享年18歳。
死因は親友の許婚に嫉妬されて八つ裂き。
死ぬ直前いい雰囲気だった相手は年上の男(ガチムチ)
当然綺麗な身体。(所謂あれですね桜桃ですね)
どんだけ寂しい青春だ俺。
魔法使いの弟子にでもなるつもりだったのか俺。
なんて考えてる間に諫山は物凄く申し訳無さそうな顔になっている。
「ああどうしよう・・・殺生石の妖力に勝てず衝動的にやっちゃった事とはいえ、私ったら何ておいし・・・もとい申し訳無い事やっちゃったの」
今うっかり『美味しい』とか言いそうにならなかったかこいつ。
何、諫山さんまさかそっちの御趣味?
池袋とかで執事にときめいちゃうタイプ?
言っておきますが俺本来は普通に女の子好きだから。
胸と尻のいい感じな美女が好きな男子ですから。
ていうか忘れてませんか俺がお前を好きだったって事。
「良いこと一騎。アンタ次のお盆にでも化けて出るか夢枕に立つかして一発決めちゃいなさい」
「何を一発決めろと」
というか女子高生が男の前でそんな下品な事を言うんじゃない。
百年の恋も冷めるだろうが!
お前が俺の事を男として見てないのは充分承知してるけれども!
そんなわけで、まだまだこの世に御迷惑をかけそうな予感がします。
以上、桜庭一騎(そろそろ三回忌)でした。
終
+++++++++++++++++++++++++
≪言い訳≫
古来より短歌、俳句において『花』というのは桜の花を指し示す言葉であるそうです。
ネーミングセンスは壊滅的な私ですがこういう言葉遊びが大好きだったりします。
それはともかく今回も容赦なく白石稔ネタ詰め込んでみたり。
作中の単語が一部意味不明な人はその辺の大人に・・・訊いたりしちゃ駄目ですよ。
怒られますから。
2009年1月9日・辻斬りマリィ
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