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眠り続ける君へ送る6の言葉。

どもです。居候のカムロです。
家主のマリィちゃんがネット落ちなのをいいことに、居候が大きな顔をします。
ということで、喰霊初っ端も私でしたが、絶チルも初っ端やらせていただきます。
絶チルでパロを考えておりまして、その設定でのシリアス兵→皆です。

ほぼ少佐独白なので気をつけてください。
設定として。皆本は元レベル6の複合能力者設定で、事故による精神的ショックにより超能力を失っています。現在は本編と同じく、三人娘の現場主任になってます。

ちなみに激短いですが、興味のある方のみどうぞ。



01 君はまるで眠り姫のようだね



その目は、僕を裏切った人と同じ色をしていた。


「君たちを救いたい」


そんな甘言で僕に近づき、僕を傷つけた人。


額を打ち抜かれてから、僕の世界は一変した。


誰も信じない。
誰も受け入れない。
誰も愛さない。


パンドラという組織を作っても、僕と仲間との関係はゲマインシャフトというよりゲゼルシャフトに近い。


信じていないわけじゃない。




ただ



  ――信じるのが怖いだけだろう。




いつかの、彼の言葉が蘇る。

心を貫いた言葉。
サイコメトリーを使わなくても伝わってくる彼の気持ち。
図星だったからこそ、彼の言葉は耳に痛かった。



元高レベルの複合能力者。
僕の再来とまで言われたが、事故により能力を失った元エスパー。



そんな彼だからこそ、僕の中の何かを揺らした。


けれど彼に触れてみて、僕は彼に対しての認識を改めることになる。


彼はただ、能力を失った元エスパーではない。




「皆本、光一……君はまるで『眠り姫』のようだね」




女王、女帝、女神。


そして眠り姫。






この世界にはまだ、僕が愛するものが残されていると知った。






01 君はまるで眠り姫のようだね





END





すみません。家主様がいないうちに既成事実(UP)しとかなきゃと、勝手にUPしました。
こんな感じて進んでいきますが、後戻りしません(←しろよ)
むしろ突進していきます。……というかバチがあたったのか、ブラウザが一度、強制終了してしまいました。ごめんなさいごめんなさい。
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辻斬りマリィ&氷雨カムロ

Author:辻斬りマリィ&氷雨カムロ
Cordyceps(冬虫夏草)は、辻斬りマリィと氷雨カムロによる『絶対可憐チルドレン』と『喰霊』中心腐女子ブログサイトです。

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